2018年9月12日水曜日

株初心者が情報集めをするのに持っておくべき感覚④「エクセルやスプレッドシートを検証ツールとして使う」



「相場で利益を上げる、ギャンブルでなく。」

となると、検証という手順をスキップすることはできません。「データ上にある偏りを見つけてそれに則ったトレードを行う」これ以外にはないと私は考えます。こういう話をすると、「株チャート上にある数値を使って検証するのだろう、そうなると株チャートにない要素が含まれないから不十分じゃないのか?」と思われる方もいると思いますが、もちろん、一つの銘柄にはない要素も取り込んだ検証を行います。アメリカの雇用統計、日本の物価指数、世界の株価指数(株価の平均)、長期金利、政策金利、これらをファンダメンタルズと呼んでテクニカル的なもの区別する人がいますが、それぞれは結局数値です。数値であれば、株のデータにつき合わせて検証を行うことが可能です。

「アメリカの雇用統計が良かった翌日はどういう動きになるのだろう?」「長期金利が上がりだすと、株価が下がるといわれているが、どれぐらい長期金利上がると株価に影響が出始めるのだろう?」こういった疑問が湧いてくると、検証をすべきなのですが、データがあまりに多いので人間の手には負えません。だから、通常パソコンに計算をさせるわけですが、それをするためにはプログラミングの技術が必要になります。

「そんなこと、自分にはできない。」

と思われる方が、多いでしょう。ですので、このブログでは、エクセルやgoogleスプレッドシートの関数を使って計算させます。「エクセルにそんなことができるのか!」と疑われる方もいると思いますが、「できます^^v」パイソンなどの、プログラミング言語を知らなくても、全く同じことができるのでご心配なく。

「関数すら無理。」

このブログ読んでるうちにわかるようになるのでは。。。という楽観的な期待もありますが、良い検証結果や悪い検証結果などなど様々共有していきますので、その情報に頼るというのだけでも全く問題ありません。なぜなら、このブログで目指すのは、システムトレード・自動トレードではないからです。相場にある偏りがある程度わかるようになると、最終的には、裁量に移行します。裁量とは、自分の判断でトレードする事です。このことはまた別の記事でも詳しく書きますが、人間の持つ直感とか感覚がかなり有効に使えるんです。AIの時代が到来し、人間じゃとても太刀打ちできないと思われる方が多いかもしれませんが、パソコン君にはパソコン君の苦手分野があるんですよ。そして、ある分野に関しては、人間の感覚とか直感のを用いる方が格段に良く、それはトレードを行う上で非常に大切なんです。ですので、究極的な事を言えば、「このブログで紹介してく情報を自分の裁量トレードに生かせば利益を出してもらえる」という事になります。

さて、長々と書きましたが、今回の記事は以上です。次回の記事では、実際にエクセルやスプレッドシートを使った検証を行い、そのシートを読者の皆さんと共有できればと考えております。

※スプレッドシートとはgoogleが提供するサービスで、エクセルのようなものです、googleのアカウントがあればだれでも使用できるものなので、今後の検証などを触って見たいと思われる方は是非ともダウンロードするのをお勧めします。

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