2018年10月12日金曜日

投資関係の新手の詐欺っぽいもの



投資の情報商材の詐欺って多そうですよね。ただ中には役に立つものもあると思うんですが、その見分けが難しい。そういう事に対しても少しずつ情報を公開していくつもりです。

今回取り上げるのは、FXの方なのですが、勝率が52.5%でも勝てると言う事を確率論的に証明した上で、「勝率60%なんて有り得ないからそういう事を言ってる人は、詐欺ですよ」と、自分の所に人を集めようとしている詐欺っぽい人です。

勝率52.5%で、勝には、利益が、2で、損失が、1など、損小利大であれば、勝てますが、彼はyoutubeの中で、「条件は、利益、20000円、損失20000だとしましょう」、リスクリワードがトントンという条件で、話を進めています。毎月20回トレードして、12ヶ月経つと、単利で、48%のリターンが出るというのですが、これには驚かされました。ただ、カジノルーレットなんかの話を持ち出して、カジノはこの確率(52.5%)で客に確実に勝つ仕組みを築いているなどと、上手いこと話すんですよ。数字が弱い人だと騙される人はいるんじゃないでしょうか。

この話を聞いた時にパチンコのような話をしているのかなと、思ったのですがどうでしょう。私は全くやらないので、わかりませんが、パチコンの場合、確率論的に出玉を出すというのでなく、何回に一回は出すという仕組みなんじゃないのでしょうか?

「何回に一回、出す」というのと、「確率的に何回に一回でる」というのでは雲泥の差があるんですが、この方はその事を理解していないようです。コンピューターを使って偶然を演出するとどうも前者に偏りやすいんですよね。数学がものすごく得意な方ならお分かりになられるかもしれませんが、、

ただ、これを読んでも「?」となられてる方が多いと思います。ですので、分かりやすくするためにパソコンでシミュレーションしてみました。そして、その結果をご覧いただければ一目瞭然です。

シミュレーションの設定ですが、1000人の仮想人々を用意しました。その人たちに100万円与えて、一回勝ったら+20,000、負けたら、−20,000の勝負を月に20回、合計12ヶ月やってもらいます。ちなみに、手数料が一回あたりの300円かかる事にします。FXの最低手数料といった所でしょう。



こちらが、その結果なんですが、100万以下になってしまい、増えるどころから減ってしまった人が、なんと、299人、、30%もいるではありませんか!又、10万以内の利益で、終わった人たちが、15%いるんですが、考え下さい。毎日、チャートを見て、取引して、買ったり負けたり一年間、たった10%リターン。負けてるに近いですね。

しかも、彼が言うように、年利48%付近以上の成績がが出せたのは、たったの21%

更に更に、これを見てください。



これは、1000人の仮想人々が、1年間の取引の間に「マイナスになった月が何回あったか」を集計したものなんですが、61%の人が、12ヶ月の内、6ヶ月以上マイナスでした

何故、彼の確率論通りにならないのでしょうか?それは、52.5%の勝率だと、100回の取引の中で、60回負ける事だって有り得るからなんです。繰り返しなりますが、おそらく彼は、100の取引の中で、必ず、2.5回、勝の回数が上回るという"新しい"条件を確率以外に加えてしまっているんでしょう。

30%の人が、損失を出し、61%の人たちが、年間6ヶ月以上マイナスを被り、、彼の投資スクールは、豪華客船と思いきや、オンボロボート(笑)

そして、このシミュレーションを続けて見た結果、ほとんどの人が(80%)、年利48%を越えるのに、必要な勝率は、58%を超えてからだということが分かりました。

彼は、動画の中で、60%のような偏り方をするのはないと豪語しているので、恐らく勝率は60よりは、低いのでしょうが、スクールにお通いの方々のためにも58%はある事を祈ります。

私は個人を攻撃したくはないので、どういうスクールなのか名前は出しませんが、投資の情報には危険が潜んでいることや、きちんとした検証を行う重要性が読者の皆様に使わればと、この記事を書きました。

スプレッドシートに載せても良いのですが、スプレッド―シートはあまりに計算が大量だと時間が掛かりすぎてしまうので、今回は、スプレッドシート化はしません。もし、気になる方で、この計算シートが欲しいという方がいらっしゃいましたら、プロフィールにメールアドレスがありますので、欲しいという旨をお伝えいただければ、無料にてお送りさせていただきます。

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